社会保険労務士で助成金コンサルタントの西川です。
今回は、「特定求職者雇用開発助成金(成長分野等人材確保・育成コース)」について解説します。
この助成金を利用すれば、未経験者を成長分野の仕事に就かせ、最大360万円/人の助成金を受けられる可能性があります。
人材確保と育成を同時に実現し、企業の競争力強化に繋げましょう!
この記事では、以下の内容を解説します。
成長分野等人材確保・育成コースとは?
助成金の概要
申請要件
申請手続き
社会保険労務士の活用
まとめ
1. 成長分野等人材確保・育成コースとは?
成長分野等人材確保・育成コースは、デジタル・グリーン分野等で人材確保・育成に取り組む企業を支援する助成金です。
高年齢者、障害者、就職氷河期世代等、就職が特に困難な求職者を雇い入れ、人材開発支援助成金による訓練を受けさせて未経験職に就かせると、最大360万円/人の助成金を受けられます。
2. 助成金の概要
支給額
高年齢者等:最大90万円/人
障害者:最大360万円/人
就職氷河期世代:最大90万円/人
助成対象期間
訓練開始月から12ヶ月間
3. 申請要件
以下のいずれかに該当する求職者を雇い入れること
高年齢者(60歳以上)
障害者
就職氷河期世代(1965年4月1日~1970年3月31日生まれ)
成長分野等の業務に従事させること
訓練計画を作成し、人材開発支援助成金による訓練を実施すること
4. 申請手続き
ハローワーク等に申請
必要書類を提出
審査を経て、助成金が支給
5. 専門家である社会保険労務士の活用
申請手続きは複雑な場合もあります。
助成金コンサルタントに依頼すれば、書類作成、申請代行、助成金制度のアドバイスなどを受けることができます。
6. まとめ
成長分野等人材確保・育成コースは、未経験者を成長分野の仕事に就かせ、人材確保と育成を同時に実現できる助成金です。
人手不足解消と企業の競争力強化に有効なツールとして、積極的に活用しましょう。
社会保険労務士は、助成金制度の専門家です。
助成金の活用を検討している場合は、無料相談を利用してみるのもおすすめです。
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