こんにちは!社会保険労務士で助成金総合コンサルタントの西川と申します。
今回は、中小企業経営者の皆様にとって、朗報中の朗報!業務改善助成金で車やPC、タブレットまで購入できるという、あまり知られていない裏技について、詳しく解説していきます。
えっ、そんなことってあるの?
そうなんです!実は、令和5年度から業務改善助成金の特例措置が拡充され、生産性向上や業務改善に資する設備投資であれば、車やPC、タブレットなどの購入費用も助成対象となったんです。
具体的には、以下の要件を満たせばOK!
特例事業者であること
生産性向上等に資する設備投資であること
具体的には、以下のいずれかに該当する必要があります。
業務の効率化、省力化、自動化を図る設備投資
新規事業の立ち上げや事業拡大のための設備投資
働き方改革やテレワーク環境の整備のための設備投資
新規導入であること
過去に同種の設備を導入したことがない場合はもちろん、過去に導入した設備であっても、大幅な機能向上を図るために買い替える場合は、新規導入とみなされます。
上記以外にも、いくつか注意点があります。
車両の場合、定員7人以上または車両本体価格200万円以下の乗用自動車のみが対象となります。
PC、タブレットなどの端末の場合、業務用ソフトウエアの購入費用も助成対象となります。
助成金額は、設備投資額の最大5分の4となります。
実際に、どのような車やPCが助成対象になるのでしょうか?
営業スタッフが出張に使用する営業車
事務員が業務で使用するパソコン
デザイナーがデザイン作業に使用 する高性能PC
テレワーク環境を整備するためのタブレット端末
上記以外にも、生産性向上や業務改善に資すると判断された設備であれば、助成対象となる可能性があります。
実際に、業務改善助成金を利用して車やPCを購入した企業の事例
建設会社:営業スタッフが出張に使用する軽トラックを助成金で購入し、顧客への訪問時間を短縮することに成功しました。
デザイン事務所:デザイナーが使用する高性能PCを助成金で購入し、デザイン作業の効率化を実現しました。
医療機関:オンライン診療システムを導入するために必要なタブレット端末を助成金で購入し、患者の利便性を向上させました。
このように、業務改善助成金は、中小企業の皆様にとって、事業の成長を後押しする強力なツールとなり得ます。
車やPC、タブレットなどの購入を検討されている方は、ぜひ業務改善助成金の活用を検討してみてはいかがでしょうか?
当事務所では、業務改善助成金の申請サポートも承っております。お気軽にご相談ください。
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