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🚀 助成金活用(キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金)で未来の会社を創る!有期契約社員のDX化と正社員登用で【最大100万円】を実現し、人件費削減と生産性向上を両立する秘策!

  • 執筆者の写真: 西川 浩樹
    西川 浩樹
  • 12 分前
  • 読了時間: 4分

助成金活用(キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金)で有期契約社員のDX化と正社員登用でを実現し、人件費削減と生産性向上を両立

賃上げ時代を勝ち抜く!鍵は「リスキリング」と「正社員化」の合わせ技

賃金水準の上昇や人手不足が深刻化する中、企業にとって「いかに優秀な人材を確保・育成し、生産性を向上させるか」が喫緊の課題となっています。

特に中小企業においては、単に給与を上げるだけでなく、従業員のキャリアアップを支援しつつ、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を加速させる戦略的な人件費の使い方が求められます。

そこで今回は、この課題を解決に導くための強力な公的支援策、「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」の組み合わせ活用法について、助成金の専門家である社会保険労務士の立場から詳しく解説いたします。


1. キャリアアップ助成金(正社員化コース)の基本

この助成金は、有期雇用契約社員や短時間労働者などの非正規雇用労働者を正社員として登用した事業主に対して支給されます。

支給額(中小企業の場合)

  • 1人あたり:40万円

非正規から正規への転換は、従業員のモチベーション向上と定着率アップに直結する、非常に重要な施策です。そして、この「正社員化コース」に別の助成金を組み合わせることで、得られるメリットが劇的に向上します。


2. 組み合わせの極意!「リスキリング」による助成金の上乗せと企業メリット

ここが本記事の最大のポイントです。

正社員登用を検討している有期契約社員の期間中に、国が推進する「DX化」や「事業展開」に関連する高度な訓練、すなわちリスキリングを計画的に実施することで、助成金額が大幅にアップします。

このリスキリング訓練に活用するのが、「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」です。

合わせ技のメカニズム

  1. 有期契約社員の間に、「人材開発支援助成金(リスキリング支援コース)」を活用し、外部機関でDX化に関する訓練(例:データ分析、AI活用、プログラミング等)を受けさせる。

  2. 訓練終了後、その従業員を正社員に登用する。

💡 助成金額のインパクト:40万円 → 80万円!

この組み合わせにより、「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」の支給額が、通常の40万円から一気に80万円へ倍増するのです。

✅ さらに、初回加算で最大100万円に!

もし、貴社が初めて「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」を申請する場合、上記の80万円に加えて20万円の加算が適用されます。

  • 1人あたりの最大支給額:80万円 + 20万円(初回加算) = 100万円!

正社員登用にかかる費用負担を大幅に軽減しつつ、人材育成のための投資を回収できる、これ以上ない強力なスキームです。


3. 会社と従業員、双方に訪れる「ダブルのメリット」

助成金が増額されることだけがメリットではありません。この戦略的な活用法は、会社と従業員の双方に持続的な利益をもたらします。

企業にとってのメリット

メリット

詳細

💰 投資回収と人件費抑制

訓練費用(リスキリング助成金で賄う)をかけたうえで正社員化の助成金(最大100万円)を得るため、実質的な初期投資コストが激減。DXスキルを持つ正社員の獲得は、将来的な省力化・業務効率化につながり、結果的に人件費の上昇抑制に貢献します。

📈 生産性・競争力の向上

DXスキルを持った人材を正社員として登用することで、企業のデジタル対応力が強化され、競合他社に差をつける生産性の向上が期待できます。

🤝 優秀な人材の確保・定着

会社がキャリアアップとスキルアップの機会を提供することで、従業員の会社へのエンゲージメント(愛着)が高まり、離職率の低下と定着率の向上が実現します。

従業員にとってのメリット

  • キャリアアップ: 正社員としての安定した地位と待遇を得ることができます。

  • スキルアップ: DX化という将来性の高いスキルを、自己負担なく会社から提供される機会で習得できます。市場価値の高い人材へと成長できます。


4. まとめ:未来を創るための「戦略的助成金活用」を

有期契約社員の「正社員化」と「DXリスキリング」を組み合わせることは、単なる助成金の多重取りではありません。

これは、国が支援する制度を活用し、「人件費をコスト」から「未来の生産性向上への投資」へと位置づけ直す、戦略的な人事・経営手法です。

この絶好の機会を逃さず、貴社の競争力を高め、従業員とともに成長する未来を築きませんか。助成金の申請には複雑な要件や手続きが必要です。ぜひ、助成金活用の専門家である社会保険労務士にご相談ください。



 
 
 

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