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賃上げ時代の必須戦略!キャリアアップ助成金(正社員化コース)で実現する従業員の処遇改善と最大100万円の助成金

  • 執筆者の写真: 西川 浩樹
    西川 浩樹
  • 18 時間前
  • 読了時間: 3分


賃上げ時代の必須戦略!キャリアアップ助成金(正社員化コース)で実現する従業員の処遇改善と最大100万円の助成金

1. はじめに:今、企業に求められる「賃上げ」と「処遇改善」


現在、政府はデフレからの完全脱却を目指し、企業に対して積極的な「賃上げ」と「人への投資」を強く求めています。賃上げは、優秀な人材の確保、定着率の向上、そして企業の生産性向上に直結する、もはや「未来への投資」と言えるでしょう。

しかし、「賃上げしたいが、コスト負担が不安…」と感じる経営者様もいらっしゃるかもしれません。

そこで活用していただきたいのが、厚生労働省が提供する「キャリアアップ助成金」です。この助成金は、非正規雇用の労働者のキャリアアップを促進するための制度ですが、特に「正社員化コース」は、政府の掲げる「人への投資」と「処遇改善」をダイレクトに支援する強力な柱となっています。


2. キャリアアップ助成金(正社員化コース)とは?


キャリアアップ助成金(正社員化コース)は、有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といった非正規雇用の従業員を、正社員へ転換または直接雇用した場合に支給される助成金です。

これは、単なるコスト補填ではありません。企業が「長期的な雇用と安定した待遇」を提供するという姿勢を示すことで、従業員のモチベーション向上と企業の成長を両立させるための「起爆剤」となる制度なのです。


📌 支給の基本的な流れ


  1. キャリアアップ計画の作成・提出

  2. 対象労働者を正社員へ転換

  3. 転換後の賃金規定の整備と、実際に賃上げの実施

  4. 一定期間(6か月など)経過後に支給申請


3. 【注目!】初の正社員化で最大100万円!重点支援対象者とは?


この助成金が、特に賃上げ・処遇改善を真剣に考える企業にとって魅力的であるのは、その助成額の大きさにあります。

特に、事業所内で初めて正社員化を実施する場合など、重点支援対象者(雇入れから3年以上の有期雇用労働者、母子家庭の母、人材開発支援助成金の訓練終了者など)を正社員に転換すると、通常の助成額よりも大幅に高い助成金が受給できます。


初めて正社員化に取り組む企業様にとっては、1人目の転換でいきなりこの最大100万円(多様な正社員制度への転換を加味しない場合)の助成金を受け取れる可能性があります。これは、正社員転換後の賃上げや社会保険料の負担増を大きく相殺し、実質的なコスト負担を抑えながら処遇改善を実現できることを意味します。


4. 助成金を活用するメリット:単なる「お金」だけではない価値


助成金を受給できること自体が大きなメリットですが、正社員化コースの活用は、それ以上の経営的価値をもたらします。

  • ✅ 優秀な人材の確保・定着率向上: 正社員という安定した地位と、転換に伴う賃上げは、従業員の企業へのロイヤルティを高め、離職率を低下させます。

  • ✅ 生産性の向上: 安定した雇用は、従業員が長期的な視点でスキルアップや業務改善に取り組む意欲を引き出し、結果的に企業の生産性向上に貢献します。

  • ✅ 企業のイメージアップ: 「人を大切にする企業」として、対外的にも魅力度が向上し、採用活動において優位に立てます。


5. 今こそ「人への投資」をスタートする好機


政府の賃上げ・処遇改善の流れは、今後も加速していくことは間違いありません。

キャリアアップ助成金(正社員化コース)は、この時代の要請に応えつつ、企業経営の安定と成長を両立させるための「最も現実的で効果的なツール」です。

「非正規社員の正社員化」は、単なる手続きではなく、企業の未来を形作る重要な戦略です。

このチャンスを逃さず、御社の従業員の処遇改善と、それに伴う最大100万円の助成金獲得に向けて、今すぐ準備を始めましょう!



 
 
 

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