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【業務改善助成金活用事例】飲食店の負担を4分の3カット!A社が手に入れた「モバイルオーダー」と「ゆとりある接客」の裏側

  • 執筆者の写真: 西川 浩樹
    西川 浩樹
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分
業務改善助成金を活用し、モバイルオーダーシステムを導入した飲食店の事例

こんにちは!社会保険労務士であり、助成金専門家の西川です。

人手不足や原材料費の高騰など、飲食業界を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。「もっと売上を伸ばしたいけれど、現場のスタッフが手一杯でこれ以上は無理…」とお悩みのオーナー様も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みを「業務改善助成金」を見事に活用して解決した、飲食店「A社」様のリアルな成功事例をご紹介します。

これまで手作業で行っていた注文業務をデジタル化し、なんと総額の4分の3にあたる約37.5万円の助成金を受給して業務効率化に成功したストーリーです。「うちの店もそろそろデジタル化が必要かも…」と考えている方は、ぜひ参考にしてください!


1. A社様が抱えていた「飲食店あるある」の課題

名古屋市内で飲食店を営むA社様では、これまでスタッフがお客様のテーブルへと赴き、専用の「ハンディ端末」を使って注文を取るスタイルを続けていました。

一見、よくある飲食店の光景ですが、現場では以下のような小さな「ロス」と「ストレス」が積み重なっていたのです。

  • 注文を伺うための往復ダッシュ: 満席時、呼ばれたらすぐにテーブルへ向かわなければならず、ホールスタッフが常にバタバタと走り回る状態。

  • 聞き間違えや入力ミス: 忙しい時間帯はどうしても注文の聞き間違えや、ハンディへの打ち込みミスが発生し、厨房との連携がギクシャクする原因に。

  • お会計時のタイムロス: 注文データとレジの連動がスムーズにいかず、レジ前でお客様を待たせてしまう。

「スタッフの負担を減らし、もっと接客の質を上げたい。でも、新しいシステムを導入する資金に余裕があるわけではないし…」と、A社様は頭を抱えておられました。


2. A社様が決断した「モバイルオーダーシステム」の導入

そこでA社様が決断したのが、お客様が自身のスマートフォンから二次元コードを読み取って注文する「モバイルオーダーシステム」の導入でした。

ハンディを使った従来の方法からモバイルオーダーへと切り替えることで、以下の変化を狙ったのです。

  • 注文受けの業務を「ゼロ」に: お客様が直接注文するため、スタッフが注文を取りに行く必要がなくなります。

  • ミスの撲滅: お客様自身が画面を見て選ぶため、聞き間違えによる機会損失や廃棄ロスがなくなります。

  • 余力の創出: 浮いた時間を「料理の素早い提供」や「丁寧な目配り・気配り」に回すことができます。

しかし、ここでネックになったのが「導入費用」です。


3. 「業務改善助成金」の活用で、費用の4分の3をカバー!

いくら業務効率化につながるとはいえ、初期費用やランニングコストはかかります。そこで当事務所がご提案し、A社様が活用したのが「業務改善助成金」です。

この助成金は、「事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)」を一定額以上引き上げ、あわせて設備投資など(生産性向上に資する取り組み)を行った中小企業・小規模事業者に対して、その費用の一部を国が助成するものです。

A社様は、スタッフの時給を一歩引き上げる決断をすると同時に、業務改善計画としてモバイルオーダーシステムの導入を申請しました。

【実際にかかった費用と受給額のシミュレーション】

通常、システム導入において「月額費用(ランニングコスト)」は助成金の対象外になることが多いのですが、業務改善助成金では「最大3年分の月額費用」を初期費用と合算して申請することが可能です(※要件を満たす場合)。

  • 対象となった経費:

    • モバイルオーダーシステムの初期導入費用

    • 月額利用料の3年分

    • 合計:約50万円

  • 助成率: 4分の3

  • 実際の受給額:約37.5万円!

つまり、A社様は実質「約12.5万円」の自己負担だけで、最新のモバイルオーダーシステムと3年分の安心を手に入れることができたのです。


4. 導入後の効果:スタッフの笑顔が増え、お店の雰囲気もアップ

助成金を活用して無事にシステムを導入したA社様。その効果はすぐに現れました。

これまでホールを駆け回っていたスタッフは、注文受けのプレッシャーから解放され、料理を最高の状態でお届けすることや、空いたお皿を下げるなどの「一歩進んだおもてなし」に集中できるようになりました。

A社のオーナー様からは、

「ハンディでの注文受けがなくなっただけで、スタッフの精神的なゆとりが全く違います。職場の雰囲気が良くなり、結果として定着率の向上にもつながりそうです。助成金を使わなければ、コストが怖くてこの一歩は踏み出せませんでした」

という、嬉しいお声をいただいています。


5. 社労士からのワンポイントアドバイス

今回のA社様の事例のように、「業務改善助成金」は飲食店のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)と非常に相性が良い助成金です。

ポイントは以下の3点です。

  1. 「3年分の月額費用」も対象にできる: 単発の機器購入だけでなく、サブスクリプション型のシステムも導入しやすい。

  2. 賃金引き上げとセット: 「スタッフの給与アップ」という一見コストに見えるアクションが、助成金を使うことで「業務効率化(設備投資)」と「スタッフのモチベーション向上」のダブルのメリットに変わる。

  3. 事前の計画申請が必須: システムを購入・契約する「前」に、必ず計画を立てて申請する必要があります。順番を間違えると1円も出なくなってしまうため注意が必要です。

「うちのハンディも古いから、そろそろモバイルオーダーにしたいな」「人手不足をシステムで補いたい」とお考えの飲食店の皆様、まずは使える助成金があるかどうか、当事務所までお気軽にご相談ください!

御社に最適なシミュレーションと、失敗のない申請をフルサポートいたします。



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